最高に面白い!『鬼人幻燈抄』 感想&おすすめ

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紹介

ってことで、本ブログの記念すべき第一回目の記事として、
小説の『鬼人幻燈抄』をご紹介させていただきます!

もともとは「小説家になろう」で連載されていたWEB小説で、
一話目を見た瞬間からもうドハマリしてしまい、
夜通しで読んで仕事サボって(*ノω・*)テヘペロ 寝て起きたらまた読んでと、
最後までワクワク・ドキドキ・こうきたか~って感じで楽しませていただきました。

私もう結構いい年なんですけど、

●本をここまで熱中して読んだのはいったいいつ以来だろう
●こんだけボロボロと泣けた本が今まであったかな
(あんま好きな表現じゃないけど、ほんとにボロボロ💧が止まらなかった)
●この時代に生まれてこの本に出会えて俺ほんとよかったよ

ってくらいすっごく面白かったです。
(やばい、なんか小学生みたいなアホ丸出しの紹介だな💦)

それくらいはまった物語だったので毎年一回は読んでたんですけど、
昨年たまたまググってみたらなんと、

書籍化されているではありませんか!!!
↑公式HPです

やばいちょー嬉しい、これは買うっきゃない🔥

って事ですぐさまamazonでポチりました(`・ω・´)ゞ

さて、前置きが長くなりましたがそれ位好きな物語でして、
ぜひ皆様にもお手にとっていただきたいので、
精一杯この物語の魅力をお伝えさせていただきます👍

あらすじ

江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う——江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編!

引用元:鬼人幻燈抄公式HPの「あらすじ」より

こちらは公式HPに記載されいている本書のあらすじです。
あらすじ、大事ですよね。
いい物語のあらすじは、読んでいるとそれだけで心が沸き立ちます(*´ω`*)

ただし、あくまで、あくまで個人的な感想ですが、
私はなろうに記載されていたあらすじのほうにより心惹かれました。
それがこちらです。

『人よ、何故刀を振るう』 

 江戸時代、まだ怪異が現代より身近で鬼が跋扈していた頃のこと。
 江戸より百三十里ほど離れた山間の集落“葛野”にはいつきひめと呼ばれる巫女がいた。

 護衛役である甚太はいつきひめの為に刀を振るうが、何一つ守れず全てを失う。
 巫女を、惚れた女を殺したのは大切な妹。
 彼女は百七十年後、全てを滅ぼす鬼神となって再び現世に姿を現すという。
 憎しみから鬼となった甚太は、何を斬るべきか定まらぬまま、遥か遠い未来を目指す。

 鬼に成れど人の心は捨て切れず。
 江戸、明治、大正、昭和、平成。
 途方もない時間を旅する、人と鬼の間で揺れる鬼人の物語。

引用元:小説家になろうの「あらすじ」より

これですよ、これ。
いい物語のあらすじは読んだだけで

・江戸時代キター! 時代小説好きー!でもいつきひめってなに?
・妹さんどうしたん、なんで暴れたん? 鬼神ってそんなん出たら困るよ?
・遥か遠い未来ってなに?え、江戸時代から平成まで時代が続くん? いいね( ̄ー ̄)bグッ!

って感じで心が湧き上がりますよね。
この物語はまさにこんな感じで心が湧き上がりました。

ちなみにこの当時は愛する家族❤から引っ剥がされて単身赴任し、
朝は8時から終わりは24時まで働き、
その後は上司に付き合って2時まで飲み、
帰って風呂入ってくつろいで3時には寝て7時には起きるっていう
荒んだ生活をしてたので、若干心が疲れてました。

そんな時に心に🔥をともしてくれたのがこの作品でした。
あらすじに書かれた状況の時の甚太に比べりゃ、
俺は幸せだわ~、よし、家族と自分を大切にすんべと思いましたね。

そんな感じであらすじ読んで心が沸き立った状態で読み始めたこの物語がですね、
もうね、やばかったんです。

内容

この物語はこんなお話です。

  • 情景を表す表現がとにかく綺麗🌟
  • 出てくる人🧑‍🤝‍🧑も鬼👹も皆それぞれ信念を持って生きていてかっこいい
  • ちょいちょい出てくる食べ物🍡やお酒🍶がそれはもう美味しそう

詳しくは本書を手にとっていただくとして、
この物語の中で私が好きな表現を一つだけ紹介させていただきます。
それが本書の序章のタイトルでもある
     『みなわのひび』
です。

これだけじゃ「なんのこっちゃ🤔?」ですよね。
私も最初は「なんか綺麗な言葉の響きだけどなんのことだろう?」って感じでした。
この表現は作中では下記のように使用されています。

ぱちんと。
みなわのひびは、はじけてきえた。

引用元:鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々 序章

どうでしょうか、まるで詩のような綺麗な一節ですよね。
私はここを読んだ時、宮沢賢治さんの『やまなし』を思い浮かべました。
あの有名な『くらむぼんは笑ったよ』のあれです。

この表現の前段では主人公達の幼いころの穏やかで幸せな日々が描かれており、
それはもうなんとも微笑ましい空気に包まれている中で、
最後にこの表現が出てきます。

この表現を読んだ瞬間、

ああ、この日々は続かない、ある日突然無くなってしまうんだな💧

って察してしまいました。いやそりゃね、

なに言ってんの?
そういう物語なんだからそうしないとお話が続かないじゃんw
(byねこしゃちょー)

って言われてしまえばその通りなんですけど。
私も、まぁそうなるだろうなとは思ってましたけど、
お話のそこまでの持っていきかたや表現に、
心奪われてしまいました。

あらすじがあれで、冒頭がこれか・・・
これ絶対おもしろいお話だ!!
もっと読んでみよう。

っていう私の予感をもとに読み始めたこの物語は、
最後まで、本当に最後まで裏切られることはなかったです。

もちろん、この本を読んだ皆がそうなるとは保証できませんが、

ちょっと時間あるし、なんか読んでみようかな~

ってお考えの方は、ぜひ一度手にとって、
序章だけでも読んでみてください♪

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まずはこれをお手にとっていただき、
ちょろっとでも読んでいただけたら幸いです・ω・

まとめ

  • すごく綺麗な表現が数多く、ほっこり・興奮・感動が何度も味わえる物語です(*´ω`*)
  • ちょいちょい出てくるご飯やお酒も美味しそうです
  • 今ならKindle unlimited文庫本 としてお安くなってます💰
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(_ _)m
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